こんにちは。
リオ五輪4×100mリレーで銀メダルを獲得した飯塚翔太選手モデルのあのスパイク。。。
ついに購入してしまいました!
クロノオニキスSPを!
ただ、これはちょっとどうなんだろう…という感じでした。
ということでレビューします。
目次
基本情報
名称 | クロノオニキスSP |
品番 | U1GA1700 |
サイズ | 26.0〜27.5cm |
定価 | ¥48,600 |
カラー | 54:ブラック×オレンジ |
素材 | 甲材/人工皮革、合成繊維 底材/合成底 |
スパイクピン | 固定式7mm |
質量 | 約120g(26.0cm片方) |
適正種目 | 100〜400m、ハードル |
良いところ
1.とにかく軽い!
最初に履いた時はびっくりしました。
とにかくめちゃくちゃ軽いです!
27.0cm片足で120.5gです。
2.フラット接地がしやすい
ソールに大きな凹凸が無く、スパイクピンも全て細い固定ピンです。
その結果、地面を面で捉えることができ、フラットな接地がしやすい作りになっています。
3.インソールの土踏まずが盛り上がっている
インソールの土踏まず部分が少し盛り上がっており、接地時に土踏まず部分を支えてくれます。
まあ、これは僕の好みかもしれません笑
4.固くないけど進む
ソールを手で曲げようとすると確かに少し固く感じるのですが、履いて走ってみると固いとは感じません。
それなのに進みます!
僕は最近インクスマッハを履いて練習していました。クロノオニキスはインクスマッハの上位モデルと言われていますが、加速して30mくらいを過ぎた頃からスピードの違いを感じました。
これが縦には固く、横に柔らかい新プレートの効果でしょうか!?
悪いところ
フィット感がゆるい
クロノオニキスSPの特徴として、アッパー全体に三軸織物を利用して、限りなく飯塚選手の別注に近付けていることなのですが、この三軸織物、確かに軽いんですが柔らかいんです。
そのせいかアッパー全体のフィット感がゆるく感じました。
特に致命的なのがかかと部分が柔らかいという事です。
次の写真を見てください。
お分りでしょうか?
反対側が透けるほど薄いんです。
短距離スパイクの多くはかかと部分にヒールカウンターというパーツが使用されています。
ヒールカウンターは走行中の接地時にかかとを安定させる働きがあります。
かかとが安定しないと、シューズの中で足がブレやすく、スピードのロスに繋がります。
そして、そのブレを抑えるために、接地時に体を安定させる筋力が必要になります。
クロノオニキスSPは本当の上級者向けスパイクに仕上がっているという風に感じました。
悪いところというよりは、使う人を選ぶスパイクだから気を付けてくださいといった感じですね。
まとめ
僕は接地感は好みのスパイクでしたが、アッパーが気に入らなかったので手放してしまいました。
軽量性は大事ですが、安定性も大切にしたいですね。
ただ、気にいる人はめちゃくちゃ気にいるんじゃないかと思います。
こういう尖ったスパイクが出てくると選択肢が広がって面白いですね。