長年使用していたアシックスのソニックスプリントエリートが流石にくたびれてきたので、新しいスパイクを探していました。
ソニックスプリントエリート2やアディダスのアディゼロフィネスも候補でしたが、どうにもしっくりいかず…。最終的に購入したのがナイキのズーム JA FLY3でした。2020東京五輪カラーのデザインも大変気に入っています。
1ヶ月ほど使用したのでレビューしていきたいと思います。
目次
NIKE ZOOM JA FLY3(ナイキ ズーム JA フライ3)
JA フライ3は左右非対称に設計されたアッパーが特徴です。シューホールが履き口からつま先に向かってやや左側にあり、コーナー走行時の外側へのブレを抑えます。
付属のニードルピンが強固な素材に
スパイクに付属されているピンの素材が変更され、より強固なものになりました。
以前までのピンは少し使用するとすぐに丸くなってしまっていたので、別のピンを購入することをおすすめしていました。しかし、今回のピンは十分に使用可能です。
交換用のピンをお探しの方は以下を参考に!
重さは159g
重さは27.0cmで159gです。他のスパイクよりやや重めかと思いますが、まったく気にはなりません。
サイズ感は他社のスパイクと同様
サイズ感は他社のスパイクと同様です。私はアシックス、ミズノなど基本的に27.0cmを履きますが、今回も同じサイズで問題ありませんでした。
スーパーフライエリートと比較しながらレビュー
ナイキの短距離スパイクのフラグシップモデルがスーパーフライエリート。JA フライ3はその弟分にあたるスパイクです。ここからは両者を比較していきます。
プレートの形状は同じ
スーパーフライエリート、JAフライ3ともプレートの形状、ピン配置は同じです。プレートの硬さにもあまり差は感じません。
JA FLY3はプレートの角度がややフラット気味
一方でプレートの角度は異なります。JA フライ3はスーパーフライエリートよりもつま先部分がややフラットな作りとなっています。
かかと部分の形状が異なる
アッパーのかかと部分はJA フライ3の方がスーパーフライエリートよりも高くなっています。これにより足首周りのフィット感が向上しています。
実際に使ってみて
JA フライ3を実際に使ってみて、まず感じたことはスーパーフライエリートと同様、接地位置がシビアなスパイクです。自分の重心位置に対する接地位置、この位置によってはスパイクのポテンシャルを最大限に発揮することは難しいかもしれません。
私も使い始めた当初は適切な位置に接地できず、やや使いづらさを感じていました。しかし、JAフライ3はプレートがややフラット気味となっており、ポテンシャルを発揮できる接地位置が土踏まず側に寄った(ポテンシャルを発揮できる接地位置が広くなった?)ことで、より扱いやすくなった印象です。
また、固めの接地感や地面からの離れの良さは相変わらずで、二次加速のあたりからピッチが上がりやすいスパイクでもあります。
スーパーフライエリートのレビューも参考に!
まとめ
JAフライ3はスーパーフライエリートより扱いやすく、レースから練習まで使用可能です。
また、価格が12000円程と他のスパイクより安めなところも嬉しいですね。大変コスパの良いスパイクです。
中高生で「ナイキのスパイクが欲しい」という人は、スーパーフライエリートを選びたくなるかもしれませんが、まずこれを選んで欲しいと思います。
おまけ:シューズケースがかっこいい
白黒でシンプルなシューズケースが大変かっこ良かったです…。